2013年03月30日

ジャイアントは安くて優秀??

自転車あれこれ。
ジャイアントに関して。

最近、ビギナーのお客さんなんかに、
「ジャイアントが安くて素晴らしい」
ってことをよく言われるんだけれども。同じ価格を出すならジャイアントの方が性能が良いでしょ?みたいな。

端的に言えば、自転車なんてのは値段なりの性能だ。
ジャイアントだって、値段の高いものじゃないと良いものではない。
当然、ツールにも自転車をたくさん出してるくらいだから、ハイクラスの商品は素晴らしいものが多い。

でも、安いものは安いものだ。
そりゃ、ハイクラスのものと同じものを、安く売るわけがない。
安いには安いなりの理由があるってことだ。

確かにジャイアントってメーカーは低価格帯のラインナップが充実している。

これは、諸説あるけれど、一つに大きい工場だし、台湾だから人件費が安いとか、いくつかの部品メーカーを買収しているので、そこらを上手く使ってコストを浮かしている。
そんなのもあるし、悪いものを使っているからこそ、そんな値段になるみたいな説もある。
まあ、半々だろうと思う。

でも、ジャイアントってのは、ものすごい値崩れしやすいブランドだから、定価が同じものなら、だいたいジャイアントの方が安く手に入るっていうのも事実だ。
ここはお得ポイントではある。

同時に、ブランドイメージが悪くなる原因でもある。

実際は値段の高いハイクラスの自転車でもジャイアントってメーカー名だけで安いと思われたりする。
特にカーボンなんかは、外見上は、良いものも悪いものも分からない。乗らないと分からない。

だから、せっかく高級車を買うなら、ジャイアント以外にしたいと思うようになる。
そういうことなのだ。

この辺、トレックなんかは逆で、低価格帯に関してはラインナップが悪い。
もう少し安くて、悪いものもラインナップしてもいい気がする。

値引きは一切しない。
値引きをすると、正規店として認めてもらえなくなり、仕入れられなくなる。
当然、値崩れはない。

販売店を選ぶのだ。
つまり、トレックを扱っている店ってのは、そこそこ自転車に関してきちんとしたお店なのだ。
逆に、ジャイアントなんかはスポーツ用品店でも置いている。自転車の素人が組み付けるってのが、平気でありうる。

トレックのブランドイメージの良さってのは、そういう辺りなのだ。

でも、まあ、ジャイアントが優秀なのは、ビギナーへの門戸を広く開いているということだ。
結局、トレックみたいなメーカーが、客を得るとすると、一台目にトレックのクロス、二台目もやはりトレックっていうパターン。
そして、一台目はクロスバイクでジャイアントだったけれど、二台目は少しいろいろ分かって来たから、ブランドイメージの良いメーカーにしよう、トレックのロードにしようってのがある。
逆のパターンは少ないと思う。

ブランドイメージとかは置いといて、実際、良い自転車を作っているのはどこなのか?

低価格帯では、まあ、どこもだいたいに値段イコール品質だ。個性を出すほどのレベルではない。

そういう点、ブランドで選ぶより、ショップで選ぶのが正解になる。
気軽に修理に行ける、無料点検なんかもしっかりしてくれる。相談にも親切に答えてくれる。
売ったら売りっぱなしのところ、ネット販売なんかもそうなんだけれど。そういうのが一番いけない。
まあ、うちの店はそういうショップ難民を拾ってるんだけれど。うちの店は、他店購入の自転車の修理もおっけーだ。たぶん、そういう店って珍しい。その代わり、うちの店で買ったチャリより少しばかり高い。
うちは一切値引きはしないけれど、その辺のアフターとかスタッフの商品に関する知識が高いのだ。

結局、そういうこと。
高いには高いなりの、安いには安いなりの理由があるってこと。

高い価格帯では好みになってくる。
よほど変なメーカーに走らない限り、値段なりの性能のものは作っている。
あとは、カーボンにしたって固いものが良いとか、最新の技術を盛り込んだものが良いとか、逆に下手に最新技術でごてごてしているより安定している定番の技術を使っているところがいいとか、色の使い方だとか。
トレックなんかはカーボンのしなりと剛性のバランスが素晴らしく良い。BB下ブレーキやエアロ形状なんかの最新技術も、業界でもかなり早く取り入れていく。

まあ、結局。
安くて良い自転車ってのは。
まあ、色とかメーカーで決めれば良いと思う。値段なりのものをどこもそれなりに作っている。予算次第だろうと思う。予算に合って、色やらが気に入ればそれが一番だろうと。

僕なんかはいまだに結構クロモリのルイガノを気に入っている。
アルミのジャイアントの旅チャリも。
そりゃ、値段なりの性能だ。特にジャイアントの旅チャリなんて安物だから、いろいろとひどいものだ。
でも、それで十分に僕の期待していた通りこれまで走ってきてくれた。僕は別に彼らに、高級車みたいな走りは期待していなかったわけで。

まあ、本当の意味でのロードレーサーを買いたいのであれば、やはり15万くらいは見ないといけないな、なんて最近思う。
ロードレーサーもどきなら10万切るものもある。ロードレーサーもどきも、それなりには速い。
ただ、その辺なら、むしろ割りきってミニベロロードなんかを狙う方が良い。
ミニベロってのは、速さに関しては限界があるから、さほどハイグレードのパーツを付ける必要もないし、付けてもオーバースペックみたいな具合になってしまう。
十万以下じゃ、走りの良いものは難しいから、思いきって見た目のおしゃれなミニベロにしちまうってわけだ。
ミニベロは決してむちゃくちゃ速いってことはないけれど、やはりドロップハンドルのものなら、それなりに走れる。

ジャイアントは安くて優秀だ、ってのは、まあ、半分ほんと、半分うそってことで。

ま、そんなこんな。
posted by ちょろり at 20:50| Comment(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
トレック、トレックって必死過ぎてワロスw
Posted by at 2017年07月23日 04:18
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