2018年03月11日

生きてるだけで丸儲け。

仕事ってのは60歳まで続けられる仕事じゃないと困る。
転々と職を変えて生きていくってのはくたびれる。

最近、あっさりとウツになりかけている。
仕事って難しいものだ。
自分のメンタルが弱いってのもあるんだろうが、厄介な職場だ。
店長職ってのは当たり前だけれど、失敗すると何百万円っていう損害の責任を持たないといけない。
何となくきになる商品を入れる、好きなように自転車乗ってるだけではやっていけない。
あまり責任を抱え込むのも良くないが、実際そういうものなのだ。

本来、大きい責任を一人の人が背負うようにすると危険なので、普通は副店長みたいな役職があるのが優良企業だが、ボーナスなし、盆休み正月休みなし、年間休日72日という素晴らしい企業なので、当然、そういうシステムはない。
そういう企業に入った自分が悪いので文句は言えないのだが。
真面目に死にたいとこの三ヶ月で10回くらい考えた。
もうアフリカも行ったし、自分の人生にはこれから先、特別面白いことは起きないのかもしれない。大根おろしのように削られて生きていくのなら、思い切って死んだ方が潔いんじゃなかろうか。

まあ、生きてるだけで丸儲け。
理由はよく分からんが、生きてるだけで、人間、丸儲けなのだ。

仕事で大変といえば。
山小屋も大変だった。
山小屋はもう無理だろうと思う。体力と精神力が続かない。
時間も長いし、仕事内容もきついし、家に帰れないし、プライベートの時間もない。基本的に24連勤、6連休という変則的な勤務体系もしんどい。
個人的には休めないし病院に行けないってのが一番つらかった。
山小屋で風邪をひくと、気温も低く乾燥もしている。のど飴を買いに行くコンビニもない。そういう意味では割と地獄なのだ。
山小屋でずっと働き続ける人っていうのは、本当にすごいと思う。山で暮らすっていうのが本当に好きなんだろう。
まあ、楽しいは楽しい。
一歩出れば大自然のど真ん中だ。
やっぱりそういうのって素晴らしい。
確かにきついけれど、プライスレスな暮らしだ。

ーーー

生きてるだけで丸儲け。
何でだろう。

精神的に落ち込んでしまっている今の僕には人間潔く死んじまった方が丸儲けな気がしてしまったりする。

楽しいこと。
楽しいことなんかあるだろうか。
生きてて楽しかったことと言えば、自転車で旅するのは楽しかった。これはもう何をどう言おうと楽しかった。日々、犬も歩けば棒に当たるの暮らし。そういうのってすごく楽しい。ステキな景色に出会ったり、ヘンテコなやつらに出会ったり。
シャカシャカと自転車こいで。
程よい速さだ。

旅の本質って、どこか行き先があるのではなく、日々、違うどこかに苦労して行くってことなんじゃないかと思う。
目的などない。
ただ、違うどこかへと進む。
コツコツ進んで行く。
それを繰り返して大陸の中を動いていく。
人々の暮らしを眺め、大地を眺め。
そういうのは感動がある。

それにしたって、そんな暮らしにも限度がある。
単純にしんどいのだ。
旅をするにはお金もかかる。
短期の仕事ってアルバイトだったり、季節労働だったり、何ともしんどいものが多いのだ。
年収なんか考えても低い。みんなが自動車を所有しているのに、僕は今まで一台も車を持ったことがない。
そういった苦労を厭わない熱意こそが旅の原動力なんだろう。
逆にその程度のことを我慢できる熱意がないなら、旅なんて出来ないと思う。特に自転車旅なんて熱意が全てだろう。

ーーー

多分、そういう熱意がなくなってしまった今、僕は途方に暮れてしまっているのかもしれない。
新しい土地、群馬には友人もいない。
相談できる相手もいない。

お酒が好きなのでバーを探してみるけれど、気に入ったバーはなかなか見付からない。暇と時間さえあれば毎日でも行きたくなるようなステキなバーは見つからない。
東京はその点素晴らしかった。
素敵なバーがいっぱいあったし、そこに素敵な人たちもいた。
故郷はもう遠い過去に埋もれてどうだったのか今や分からない。

先日、東京に行くことがあった。
ただ、東京も時間が過ぎていた。
そこにいた人々ももういなくなっていた。
いろんなことが過ぎ去り変わっていた。

ーーー

みんな結婚して、子供も出来る。
どんどん過ぎ去って行く。
アフリカの思い出話などする相手などいるわけもない。

僕一人だけが変なところにたどり着いてしまったのだ。
アリとキリギリスの教訓は、夏の間サボっていたからキリギリスが敗北するのではなく。
アリのように集団生活、そしきで生きることに適応した生き物が生き延び、一人で生きたキリギリスは敗北するという話なのだろう。

じゃあ、アリになれば良かったかと言えば、アリだってハッピーなやつもいれば、巣に帰れなくなって死ぬやつもいる。
夏に歌をうたって、好きなことをして、冬には潔く死ぬ。キリギリスは偉いじゃないか、そんな話なのかもしれない。
したいことだかどうだか分からないことにしがみついたり、アリしてみたりしたって、巣からはぐれてアッサリ死ぬアリもたくさんいる。
まあ、生き残るアリもたくさんいる。
巣の中でぬくぬく春を待つ。

その点、キリギリスは偉いんだ。
一匹もキリギリスは冬を越えない。

ーーー

生きてるだけで丸儲け。
何が丸儲けだか知らないけれど。
きっと人間、生きてるだけで丸儲けなんだ。

ま、そんなこんな。


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posted by ちょろり at 23:03| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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