2018年03月28日

良いもの、人気のあるもの。ジャズギターなど始めてみる。

定住するとあっさり完全にウツ状態になってしまったが、ジャズギターなんか習い始めた。
元々クラシックギターはいくらか弾けるのだが、ジャズはからっきし分からない。
音楽は人生を豊かにしてくれる。
そんなわけで30歳からのジャズギター。

学費は結構かかる。
教室も隣の町まで30分ちょっとかけて自転車でえっちらおっちら行く。
それでも、きちんとやって、一年ほどで基本的なところさえ習得出来れば先の人生ずっと楽しめる。

当面は五線譜で弾けるようになる練習らしい。
とにかくジャズギターはまずは理論らしい。その上で五線譜を読めるのは重要らしい。
和音の複雑なクラシックと違って単音だけなので、五線譜も頑張れば、まあ、読めそうだ。
コードについてはギターは基本的に押さえ方のパターンは同じで指の位置を平行にずらせば良いだけなので、さほど難しくもないだろうと思っている。
問題は五線譜をすらすら読めるようになるのと、コード理論、アドリブ理論だ。

ーーー

群馬にはジャズのレコードを大きい音で流してくれて、お酒が飲めるバーはないかということも聞いてみたが、ないらしい。
ライブハウスみたいなのはあるらしいけれど、良いレコードを長して聴くのを楽しむってのはないらしい。
まあ、そんなご時世なんだろう。

先生も、地方のライブハウスって、言ったって大して上手くもないアマチュアが演奏してて、その知り合いが聴きに来てるくらいで、そういうのってどうなのかなと思うこともあるなんて言っていた。

まあ、ジャズを聴きながらコーヒーと本をたしなむなんて時代は終わったんだろう。

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良いものはいつまで経っても良いってのは間違いない。
ただ、良いものを人々が聴くかどうかってのは、時代に左右されるんだろう。

人々は良いものを求めていないのか。

J-POPを安易に否定するのも良くないが、J-POPは音楽自体の良さというより、世間的に人気のある、話題性のあるアーティストがやってるかどうかってところになるような気がする。
良いかどうかじゃなくて、人気があるかどうか。

J-POPに限らず、いろんなものがそうだろう。
良いかどうかじゃなくて、人気があるかどうか。

人気がある=お金になるっていう図式になってしまっている以上どうにもならない問題かもしれない。
良いものがお金になるとは限らないのだ。

自転車を売って生計を立てているが。
やはりこれも良いものとお金になるもの、人気のあるものってのは違う。

大道芸の時なんかが実に分かりやすかった。
難しい技、良い演技よりも、凄さが分かりやすくてインパクトがあり人目を引くものってのが人気があり、お金になった。

結局、お金がないと食ってはいけない。
仕事としてやるからにはお金を稼がないといけない。
そうなると、良いものを売っている店はなくなっていかざるを得ない。

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東京が良いところはそこかもしれない。
単純に人口が多いのといろんな人がいるので、良いものを求める人も少なからずいるし、良いものを売る店っていうのもある。
観光地なんかもそういう風潮がある。
街並みが良くて、歴史のある町ってのは、そういう傾向がある。

お金持ちが多い=そうなるわけでもない。
良いものが好きな人が多いかどうかってのは、生活感じゃないだろうか。
やっぱりベッドタウンってのは生活感だ。
生活に便利っていうものと良いものは少し遠い。
むしろ、良いものって、なくても生活自体は成り立つっていうタイプのものの方が多い。
生活の中に文学は必要ないし、音楽もなくたって良い。

焼肉屋やラーメン屋でもジャズが流れていたりすることもあるけれど、あれは鑑賞するための音楽としてではなくBGMとしての音楽だ。
良いものとしての音楽じゃなく、生活の一部としての音楽だ。

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お金持ちは良いものが好きみたいなイメージもあるが、はっきり言って金戦力と良いものが好きかってのは相関性は高くないと思う。
たとえば、僕の働く自転車屋で考えてみても、お金持ちだから良い自転車を買うって人もいくらかはいるにせよ、お金持ちじゃなくとも自転車が好きだから良い自転車を買うって人の方が明らかに多い。
100万円近い最高級クラスとなると、お金持ちの比率も高くなるが、20〜40万円あたりのそこそこ良いロードバイクというところについてはお金持ちかどうかはあまり関係ないように思う。好きな人が好きだから買っている。
最高級クラスではないものの、十分に値段の高い自転車だが、お金持ちだから買うってのはちょっと違う。

あとは時代の問題もあるのだろう。
昔はお金持ち、ステータスの高い人ってのは、ある程度良い趣味を持っていないと少し恥ずかしいような文化もあったのだろう。
最近は高いものを所有していれば、恥ずかしいことはないって時代なのかもしれない。
はたまた趣味が良いってものを選ぶのを代行するビジネスみたいになっているのかもしれない。
高いもの=趣味の良いものみたいな。

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良いもの=高いわけでもない。
ただ、安いもので良いものってのは探すのが難しい。
基本的には良いものって安くはない。
例えば、良いジャズのCDや良い小説は高くはないけど、すこぶる安いってわけでもない。小説は100円で買えることも多いけど。小説ってのは実に例外かもしれない。
服なんかは高いもの=良いかっていうと、全くそうとも限らなくて、趣味の悪い人は値段の高い服も趣味悪く着る。良い服を着こなすってのは難しいってのもある。

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お金があればなんとかなってしまうという時代だからかもしれない。
お金が全てじゃないけれど、お金はある意味では全てだ。
お金じゃ買えないものも存在はするけれど、お金で買えるものが増えた。例えば時間だってそうだ。昔はいかにお金を積んでも時間を買うのは難しかった。今は新幹線を使うだとか、コンパクトでどこでも仕事が出来るパソコンを買うだとかで時間って作りやすくなった。
技術革新ってのは、要はお金で買えるものが増えるってことだ。

お金はある意味で全てになりつつある。
結婚だって、お金って大きい。
昔から結婚する上でお金って大きかったに違いない。
それにしたって、昔よりもお金がかかる時代にはなってるだろう。
正確に言えばお金のかからない生き方ってのを人々が嫌になってしまっているのかもしれない。
冷暖房だとかを見たって、昔の人より今の人の方がよく使っている。
いろんなものが省エネになっているはずなのに、電気代とかってあまり変わらない。

給料が少々増えてもあまり意味がないって自論がある。
給料が少ない頃には、身丈にあったそれなりの生活をしてやり過ごす。
ただ、給料が増えれば、その分使うようにもなる。
実のところあんまり意味がないのだ。

ーーー

まあ、ジャズギターでもしてみる。
ジャズギターやってりゃ平和だ。
誰かとセッションする日は来るんだろうか。
ギターってジャズの中では弱いのだ。あってもなても問題ない楽器みたいな立ち位置なのだ。
ピアノ、ドラム、ベースは間違いなく必要だ。管楽器もあればあったで歓迎される。
ギターは本当にどっちでも良い。

まあ、それはそれで良いのだ。
アドリブなんかのかけ方が分かれば楽しいじゃないか。
人生が豊かになるじゃないか。

ま、そんなこんな。


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posted by ちょろり at 02:19| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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